暗号化するってどういうこと?
ファルダやデータを暗号化すると、自分以外の人には簡単にデーターを見ることができないようにセキュリティ強化することができます。暗号化した本人でしかデーターにアクセスできなくなるという仕組みです。
私は仮想通貨に関する大事なデーターをクラウド上に保管するときには暗号化してリスク管理しています。

大事なデーターをクラウド上へ保管する場合は暗号化してセキュリティ対策をしておきましょう。暗号化することでこのファイルは三重のセキュリティになっています。(Dropboxパスワード+Dropbox二段階認証+Boxcryptorパスワード)
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この記事の目次
暗号化ソフト「Boxcryptor(ボックスクリプター)」
暗号化するときに便利なソフトが「Boxcryptor(ボックスクリプター)」
Boxcryptorはクラウドストレージをより安全に利用するための暗号化ソフトです。
Dropboxが不正アクセスされたとしても暗号化したデーターを開くことはできないので更に安全性が高まります。(もちろんDropboxの二段階認証設定は必須です!)
※ちなみにBoxcryptorの二段階認証の機能は会社として登録し$8/月支払わなければ設定できません(ノ_・。)ザンネン
Boxcryptorを使用する際の注意点
Boxcryptorを使用する際のデメリットとして、Boxcryptorのパスワードがハッキングされてしまうと暗号化したデーターは盗み見られてしまうことです。なのでBoxcryptorのパスワードは「1Password」を使用して英数字大文字記号入りの推測しにくいものにしておく必要があります。
また、Boxcryptorのパスワードを忘れてしまうと暗号化したデーターは永遠に開けなくなってしまいます。絶対なくさないように管理して下さい!!(。>0<。)
Boxcryptorを利用するにはアカウントを作成してパソコンへインストールする必要があります。10分もあればOK。
では、手順に沿ってやっていきましょう!
まずはBoxcryptorの公式サイトでアカウントを作成
まずはBoxcryptorの公式サイトを開いてアカウントを登録していきます
公式サイト→https://www.boxcryptor.com/en/
「CREATE ACCOUNT」をクリックして
名前、メールアドレス、任意のパスワードを入力し「PROCEED」をクリック

“パスワード忘れたら永久にデーターにアクセスできなくなるけど本当にOK?”の確認です
同意できるならチェックを入れて「CREATE ACCOUNT」をクリック

すると登録したメールアドレスに通知が届きます。
Boxcryptorからのメールを開いて
「VERIFY YOUR EMAIL ADDRESS」をクリックしサインアップを完了させます

Boxcryptorは1つのクラウドプロバイダ(例えばDropbox1つ)なら無料で利用できます。
「I WANT TO STAY WITH THE FREE PLAN.」をクリック
これを選択すると無料で利用できるようになります
(2つのクラウド利用なら年間48ドルです)

実は私はこの時点でメールをまだ確認していなかったので上部に注意書きが出ていました。メール確認はお忘れなく!

これでアカウント登録は終わり!
続けてソフトをインストールしましょう!
Boxcryptorのインストール手順
マイアカウントの青い「ダウンロード」ボタンをクリックします。
(Windows以外の方はボタン下の「Download for another platform」をクリックして対応OSを選んで下さい)

「Boxcryptor_v2.22.706_Setup.msi」をダブルクリック

「Next」をクリック

チェックを入れて「Next」をクリック

チェックを入れて「Next」をクリック

Boxcryptorの更なる改善のために使用情報を匿名で提供するかどうか聞いてきます。
「Yes」か「No」どちらでもOK、選択して「Next」をクリック

「Next」をクリック
(保存先を変更したければ「Change…」から変更を)

「Next」をクリック

「Install」をクリック

“セットアップを完了するために再起動が必要です”と表示されます
「OK」か「Cancel」どちらかをクリック

(「OK」をクリックしても自動で再起動はされませんでした)
インストールが始まります

「finish」をクリック

これでインストールは完了です!
するとサインイン画面が出てきます
インストールが終わったらアカウントにサインインしよう!
登録したメールアドレスを入力して「NEXT」をクリック

パスワードを入力して「SIGN IN」をクリック

すると使用説明画面が出てきます。「→」を進めると使い方をみることができます
必要ないなら右上の「×」をクリックして閉じちゃってOK

マイコンピューターに仮想ドライブBoxcryptorが作成されました。

私はBoxcryptorドライブの中にDropboxが既に反映されていました。普段使用しているクラウドストレージがDropboxだったので自動で認識されたのかな?
このBoxcryptorドライブを介して、Dropboxフォルダ中のファイルやデーターを暗号化することができます。
ちなみに、Boxcryptorを開いている間はこの↓チュートリアルが進行状況を教えてくれます。
(必要ないなら下の「Do not show tutorial again.」にチェックを入れると次回から出てこなくなります。)

もしBoxcryptorドライブ内に使いたいクラウドのフォルダが入っていなかったら?
私はBoxcryptorドライブの中にDropboxが自動で反映されていたけれど・・・Boxcryptorドライブ内に使いたいクラウドのフォルダが入っていなかった場合の設定方法です。
Boxcryptorドライブを右クリック→「Boxcryptor」→「Settings」をクリック

「Add」をクリックして、「Locations」で使いたいクラウドを追加します
そして左側にチェックを入れたクラウドが暗号化できます(無料版は1つのみ)

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続いて、Boxcryptorの使い方を解説します。
ファイルやデーターを暗号化する方法
Boxcryptorソフトを使えば、Boxcryptorドライブの「Dropbox」フォルダの中に入っているフォルダやデーターを暗号化することができます。
⚠暗号化するファイル名・データー名に日本語は使用しないようにご注意を!
使い方は簡単です。
Boxcryptorドライブを開き・・・

①暗号化したいデーター上で右クリック
②「Boxcryptor」をクリック
③「Encrypt」をクリック

この3ステップで簡単に暗号化できます。

3秒で完了!成功すると「鍵マーク」に変わります。

クラウド上ではこういう「.bc」ファイルになって、開けなくなります。

暗号化を解除する方法
①暗号化したいデーター上で右クリック
②「Boxcryptor」をクリック
③「Decrypt」をクリック

④「Yes」をクリック

この4ステップで暗号化を解除できます。
暗号化したデーターを開きたい時は?
Boxcryptorドライブの「Dropbox」から、データーのダブルクリックで開きます。
Boxcryptorにログインしている状態なら暗号化したデーターに簡単にアクセスできます。ただ、パソコンを開いている間、暗号化したデーターに常にアクセスできる状態では若干心配です(・´ω`・)
なので私は2つの対策をしています。
- 起動の際にパスワードを求めるように設定
- 使用しないときはログアウト
起動の際にパスワードを求めるように設定する方法
Boxcryptorドライブを右クリック→「Boxcryptor」→「Settings」をクリック

「Security」を開いて「Password Protection」にチェックを入れます

これでBoxcryptorを起動する際にパスワードの入力を求められるように設定できます。
ログアウトの手順
①隠れているインジケーターを表示します
②Boxcryptorを右クリック
③「Exit」をクリック

これでログアウトできます。
