wordpressは「有効化」ボタン一つで手軽にテーマのデザインを変更できるところが良いですよね。しかし、ある程度カスタマイズを施している既存サイト(ブログ)を新しいテーマへいきなり変更してしまうのは不安じゃないですか?
実はそれ、本当にヤバイ行為なんです。
- 新しいテーマに変更するとサイトやレイアウトが崩れる可能性大
- 今まで使用していたテーマのカスタマイズの反映をし忘れると手を加えていた部分が消えてしまう
- 変更中、訪問者に未完成なサイトを公開することになる
- サイトの運営期間が長いほど新テーマに変更した後のカスタマイズの時間が必要
- そのため、カスタマイズ中の収益が低下する
では、上記の注意点を心配することなく安全にテーマ変更する方法をご紹介します。
ローカル環境wordpressでまずはテーマ変更を反映させる
まずはローカル環境(テストサイト)でテーマ変更を試す必要があります。
ローカルな自分のパソコン上で別のwordpress環境を作って、
まずはその中で複製したサイトに、新テーマを反映させるという方法です。
これは王道の一般的な方法です!
テーマ変更して問題なければその状態のデーターを既存サイトへ上書きしてリニューアルしてしまえばいいだけです。
↓ローカル環境でテーマ変更する手順は全7ステップで完了します↓
【STEP1】まずはLocal by Flywheelをインストールしてローカル環境を作成!
【STEP2】エックスサーバーから本番環境のデータベースを取り出す
【STEP4】本番環境フォルダのデーターをローカル環境へコピー
【STEP5】ローカル環境の「wp-config.php」のサーバー情報を修正
この方法ならサイト(ブログ)収益にも影響することはありませんから安心してテーマ変更できますね。
テーマ変更のためにローカル環境のwordpressを作成するソフト(日本語版対応)「Local by Flywheel」を使用しています。
※windows、macにも対応
「Instant WP(WordPress)」ソフトと比較しても複数のサイトを作成&管理することができるので、今は「Local by Flywheel」の方が主流です。
手順通りにすれば初心者の方でも悩む事無くスムーズにテーマ変更ができますよ!
次に本番環境へデーター移行して全行程は完了!
【ステップ1~7】の手順が終われば、ローカル環境でカスタマイズをし、既にネットへ公開している既存サイト(本番環境)へデーターを移行(書き換え)します。

カスタマイズはローカル環境でしているため、最終的なテーマの引越し時間はほとんどがデーターの移動時間だけです。
新テーマ反映後に再設定する必要があるカスタマイズとは?
上記の【ステップ1~7】を終わらせた後には新テーマに合わせて多少カスタマイズの時間が必要です。
なぜカスタマイズが必要かというと、下記のように再設定が必要な項目がいくつかあるからです。
- 相性が悪く使用できないプラグインが出てくる
- 前テーマの独自機能に注意!特に有料テーマを使用していた場合は便利な独自機能が多数あるはず→テーマ独自のショートコードも使用できなくなる
- Googleアナリティクスのトラッキングコードを再設定
- 「テーマ編集」部分のcssやphpのデーターが切り替わる
- メニュー・ヘッダー・フッターの再設定
- ウィジット(サイドバー)がリセットされる(消える訳ではなく使用停止中のウィジットへ移動)
- アイキャッチ画像のリサイズ(テーマによって最適な画像サイズが異なる)
これだけの内容をチェックして新テーマに合うように再設定するとなるとサイトの運営期間が長いほど作業量も多くなってきます。
なので、公開している既存サイトを一瞬で新テーマに対応させるには【ステップ1~7】を終わらせた後で「ローカル環境のwordpressでカスタマイズしてからデーターをアップする方法」が最適だということです。
まとめ
でも、ここで紹介している手順通りにしたことで問題なくテーマ変更できましたよ!
実際、テーマ変更中のカスタマイズだけは意外とやること多くて面倒くさくなるかもしれません。
けれど、お気に入りの新しいテーマに変更したことでブログへのモチベーションも更にアップするはずです!
繰り返しになりますが、ローカル環境を利用することで、カスタマイズ中のサイトの収益低下を気にすることなくテーマ変更できますよ!
【STEP1】まずはLocal by Flywheelをインストールしてローカル環境を作成!
【STEP2】エックスサーバーから本番環境のデータベースを取り出す
【STEP4】本番環境フォルダのデーターをローカル環境へコピー
【STEP5】ローカル環境の「wp-config.php」のサーバー情報を修正