2018年11月15日のビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォーク対策として、トレザーに保管していたBCHを取引所のBinance(バイナンス)へ送金しようとしたんですけど、送金できない事態が発生!
↓下のトレザーの送金画面にバイナンスのBCHアドレスを張り付けたときのことです。
なにやらエラーらしきものが出ました「有効なアドレスではありません」
なぬー( ̄□ ̄;)!!

でも、無事に解決できました。
要は、アドレスには新旧が存在します。
(アドレスの頭文字で判別)
そのため、ネット上で無料で利用できる変換ツールを使って取引所バイナンスの旧アドレスを新アドレスへ変換する必要があります。
無事に送金できたので、その手順をご紹介します。
この記事の目次
バインナンスのウォレットのアドレスは「1」から始まる旧アドレス
BCHを送ろうとしていた取引所バイナンスの入金用アドレスを確認すると、頭文字が「1」の旧アドレスです。

(※バイナンスではビットコインキャッシュがBCHではなくBCCと表記されています)
ハードウェアウォレットのTREZORは「q」から始まる新アドレス
BCHを保管しているトレザーのアドレスを確認すると、頭文字が「q」の新アドレス。

新アドレス「頭文字がq」から旧アドレス「頭文字が1」へは送金できない
新アドレス→→→旧アドレス への送金はできません!
なので、変換ツールを使って取引所の旧アドレスを新アドレスへ変換する必要があります!
旧アドレスは頭文字「1」or「3」
新アドレスは頭文字「q」
新旧アドレスの変換ツール
新旧アドレスの変換ツールがネット上で簡単に利用できます。
変換ツールもいろいろあるようですが、もちろんどのツールで変換しても同じアドレスに変換されます。リンクを貼っておきます↓
変換ツール https://bitpay.github.io/address-translator/
- 旧アドレス→新アドレスへ変換もOK
- 新アドレス→旧アドレスへ変換もOK
使い方は簡単
変換したいアドレスを入力するだけです。

今回は旧アドレスを入力して、赤枠で囲んだ「q」から始まる新アドレスを使います。
※変換したアドレス前のbitcoincashという文字まで間違ってコピーしないように気を付けて下さい
変換したアドレスを使ってバイナンスへBCHを送金
トレザーの送金画面で変換したバイナンスの新アドレスを入力します。

(送金の際は必ず少額でテスト送金を行ってから送金するように習慣づけましょう)
「取引所バイナンスで指定しているアドレスと違うのに本当に無事に送金できるの??」って不安に思うかもしれませんが、ちゃんと届きますよ。

試しの少額送金も無事にできたので、トレザーの残りのBCHを全額送金しておきました。
さて、15日のハードフォーク後はどうなることやら??(・_・*)(*・_・)(*~^~)/??